推しの名前や、伝えたいひと言を入れたうちわ。色や文字を考える時間も、推し活の楽しみのひとつです。
自分で材料をそろえて作る方法もあれば、デザインを作って印刷を注文する方法もあります。
ただし、印刷注文なら何でもコンサートで使えるわけではありません。まずは参加する公演のルールを確認し、その範囲で作り方を選びましょう。
この記事では、手作りと印刷注文のメリット・デメリット、文字を見やすくする工夫、制作前の確認点を紹介します。
最初に決めるのは「どこで使うか」
うちわを作り始める前に、使う場面を決めましょう。
- コンサートやイベントで応援に使う
- 自宅で飾る
- 推し活の写真撮影に使う
- 友人とおそろいで作る
会場で使う場合は、主催者の最新の案内を確認します。サイズだけでなく、装飾や持ち方などにも決まりがある場合があります。
例えば、FAMILY CLUBの公式案内では、私製うちわも規定サイズ内とし、胸の高さで持つよう求めています。これは一例で、すべてのイベントに共通するルールではありません。
FAMILY CLUB公式|コンサートに持って行くうちわのサイズ・持ち方を確認する
「推し活向け」として販売されていても、参加する公演で使えるかは別に確認する必要があります。
手作りと印刷注文の違い
| 比較する項目 | 手作り | 印刷注文 |
|---|---|---|
| 作り方 | 文字や飾りを切って貼る、印刷した紙を貼る | デザインデータなどを用意して注文する |
| 少量の制作 | 1本から作りやすい | 最低注文数の確認が必要 |
| 仕上がり | 貼り方やカットによって差が出る | 同じデザインをそろえやすい |
| 修正 | 接着前なら配置を変えやすい | 注文確定後は変更が難しい |
| 時間 | 材料集めと制作の時間が必要 | データ準備と製造・配送の時間が必要 |
| 注意点 | 材料の厚みや接着を確認する | 寸法・本数・入稿条件を確認する |
1本だけ作るなら手作りから検討しやすく、同じデザインを複数そろえたいなら印刷注文も候補になります。
手作りうちわのメリット・デメリット
色や配置を少しずつ調整できる
手作りの楽しさは、実物を見ながら工夫できることです。
文字を並べて「もう少し大きくしよう」「ハートを減らそう」と調整できます。接着する前に仮置きすれば、全体のバランスも確認しやすくなります。
作業そのものを楽しみたい人や、1本ずつ違うデザインにしたい人に向いています。
材料費と制作時間がかかる
手作りだから必ず安いとは限りません。
うちわ本体のほかに、文字用の紙、接着用品、はさみなどが必要です。道具を一からそろえる場合や、材料を何色も買う場合は、想定より費用が増えることがあります。
細かな文字を切り抜く作業にも時間がかかります。初めてなら、文字数と装飾を少なめにすると進めやすいでしょう。
手作りに必要なもの
基本の材料は、次のとおりです。
- 無地のうちわ
- 文字や背景に使う紙・シート
- はさみ
- 素材に合う接着用品
- 定規
- 必要に応じて文字の型紙
材料は、文具店や100円ショップ、ネット通販などで探せます。品ぞろえやサイズは店舗によって異なります。
購入前に、うちわ本体の寸法を確認しましょう。公演用の場合は、装飾を含めた完成状態がルールに収まるように考えます。
手作りうちわの基本の作り方
1.伝えたい言葉をひとつ決める
最初に、名前を入れるのか、短いメッセージを入れるのか決めます。
例えば「ありがとう」「応援してる」など、短い言葉から考えると配置しやすくなります。
伝えたいことを全部入れると、ひとつひとつの文字が小さくなります。まずは主役にする言葉をひとつ選びましょう。
2.実物の大きさで配置を確認する
紙に文字を書いたり、印刷した型紙を置いたりして、うちわに収まるか確認します。
画面上では見やすくても、実物では細い文字が目立たないことがあります。貼り付ける前に、少し離れた場所から見てみましょう。
3.文字と装飾を仮置きする
切り抜いた文字や飾りを、接着せずに並べます。
文字の間隔、余白、持ち手との位置関係を確認しましょう。写真に撮ると、全体を見直しやすくなります。
4.接着して、はがれやすい部分を確認する
配置が決まったら、素材に合う接着用品で貼り付けます。
端が浮いていないか、持ったときに飾りが落ちないかを確認してください。カッターを使う場合は、カッターマットの上で作業します。
見やすい文字にするための工夫
背景と文字の明るさに差をつける
背景と文字が似た色だと、文字の形を見分けにくくなります。
好きな色を使いながら、文字が背景に埋もれていないか確認しましょう。必要なら縁取りを加える方法もあります。
ただし、縁取りを何重にもすると文字の中の空間が狭くなるため、実物で読みやすさを見て調整します。
装飾より、文字を先に決める
ハートや星をたくさん置く前に、文字の大きさと位置を決めます。
主役の言葉を読みやすくしてから、空いた部分に飾りを足すとまとめやすくなります。
会場用では、反射する素材や立体的な装飾を使えるかも、主催者の案内で確認してください。
印刷注文のメリット・デメリット
同じデザインをそろえやすい
友人とおそろいにしたい場合や、同じデザインを複数用意したい場合は、印刷注文も選択肢です。
切り抜きや貼り付けの作業を減らせる商品もあります。ただし、完成したうちわが届く商品なのか、自分で加工する印刷物なのかは、注文前に確認しましょう。
1本だけでは注文しにくい場合がある
印刷会社によって、最低注文数や対応サイズが異なります。
宣伝用・配布用の商品もあるため、コンサートで使いたい形や大きさと合わないこともあります。価格を見る前に、用途に合う商品か確かめることが大切です。
また、データの不備があれば制作開始まで時間がかかる場合があります。使用日まで余裕を持って準備しましょう。
印刷を注文する前に確認すること
注文前には、次の項目を確認します。
- 完成時の縦・横・持ち手を含む寸法
- 最低注文数
- 片面印刷か両面印刷か
- 必要なデータ形式とテンプレート
- 料金と送料
- 出荷予定日と到着までの時間
- 注文後の修正・キャンセル条件
プリントライダーでは、紙うちわやポリうちわなどの印刷商品を扱っています。ただし、商品ごとに仕様が異なるため、希望するサイズ・本数・用途に合うか確認してから選びましょう。
うちわの印刷を注文したい方は、下のバナーからプリントライダーの「うちわ印刷」を確認できます。注文前にサイズ・最低注文数・料金・納期を確認し、会場で使う場合は公演の持ち込みルールと照らし合わせてください。
写真・イラスト・ロゴは使用条件を確認する
ネット上で見つけた画像は、自由に印刷してよいとは限りません。
写真、キャラクター、公式ロゴ、配布素材などを使いたい場合は、権利者の利用案内と、印刷会社の受付条件を確認してください。
「個人で使うから」「販売しないから」という理由だけで、使用できると判断しないようにしましょう。条件が分からない場合は、自分で作った模様や、利用条件を確認できる素材を使う方法もあります。
初めてなら、まず1本分のデザインを試そう
最初から材料を大量に買ったり、印刷を注文したりする前に、実物サイズの紙でデザインを試してみましょう。
文字の読みやすさと、公演のルールに合う大きさかを確認できます。
そのうえで、制作を楽しみたいなら手作り、同じものを複数そろえたいなら印刷注文というように、自分の使い方に合わせて選びます。

まとめ
推し活うちわは、色や言葉を選ぶ時間も楽しめる制作です。
1本から試して調整したいなら手作り、同じデザインを複数そろえたいなら印刷注文が候補になります。
会場で使う場合は、制作前に主催者の最新ルールを確認しましょう。使う場所・必要な本数・準備できる時間を決めてから、自分に合った作り方を選んでみてください。


