中古パソコンを売る前にやること|データ消去・初期化・付属品の確認

副業をツクル

使わなくなった中古パソコンを売るときは、見た目をきれいにするだけでなく、保存したデータと商品の状態を確認する必要があります。

初期化を先に済ませると、動作を確かめたり、画面の情報を撮影したりするのが難しくなることもあります。出品前に、次の順番で準備しましょう。

1.初期化の前に動作と仕様を確認する

電源が入るか、画面に異常がないか、キーボードやタッチパッドが使えるかを確認します。ノートパソコンなら、充電できるか、電源ケーブルを抜いても動くかも試しましょう。

Windowsの「設定」から「システム」→「バージョン情報」を開き、機種名、メモリ、Windowsの種類など、出品時に必要な情報を控えます。ストレージ容量や付属品も確認してください。

確認していない機能を「動作確認済み」とは書かず、どこまで試したかを具体的に記載すると、購入者が判断しやすくなります。

2.傷や不具合を撮影し、付属品をそろえる

本体の表、裏、側面、画面、キーボード、端子周りを撮影します。目立つ傷や破損があれば、その部分もわかるように撮っておきましょう。

ACアダプター、説明書、箱など、実際に送るものを並べて確認します。付属しないものは、出品文にも明記します。

写真に表示されたアカウント名、メールアドレス、シリアル番号などが写り込んでいないか、公開前に確認してください。

3.残したいデータをバックアップする

写真、書類、ブラウザーの保存情報など、必要なものを別の場所へ移します。外付けストレージやクラウドにコピーしたら、実際に開けるかまで確認しましょう。

パソコンに挿したままのSDカードやUSBメモリも忘れずに取り外します。仕事や家族の大切なデータが入っている場合は、消去方法についてより慎重に判断してください。

4.Windowsを初期化する

Windows 11では「設定」→「システム」→「回復」→「PCをリセット」を開きます。売却する場合は「すべて削除する」を選び、追加設定の「データのクリーンアップ」を有効にする方法がMicrosoftから案内されています。

「個人用ファイルを保持する」は、売却用の設定ではありません。画面に表示される選択内容をよく確認してから進めてください。初期化には時間がかかる場合があるため、電源につないで作業します。

なお、Microsoftはこの消去機能について、一般利用者向けであり、政府や業界のデータ消去基準を満たすものではないと説明しています。「完全に復元できない」と保証する書き方は避けましょう。

初期化後は、自分のアカウントで再び使い始めず、購入者が設定を始められる画面になったことを確認します。途中でエラーが出た場合は、そのまま「初期化済み」と記載せず、状態を確認してください。

5.出品文には、確認できた事実を書く

商品説明には、型番、仕様、Windowsの種類、動作確認した範囲、傷や不具合、バッテリーの状態、付属品、初期化の状況を書きます。

たとえばバッテリーなら、「充電とケーブルを外した状態での起動を確認。連続使用時間は測定していません」のように、試したことと試していないことを分けると伝わりやすくなります。

Officeなどのソフトは、パソコンに表示されているだけで「付属」と書かないようにしましょう。購入者が使えるライセンスか確認できない場合は、付属品や商品説明で約束しないほうが安全です。

また、Windows 10は2025年10月14日にサポートが終了しています。Windows 10のまま出品するなら、Windows 11搭載機として誤解されないよう、実際のOSを明記します。

6.自分の不用品か、仕入れて売る商品かを分けて考える

自分が使っていたパソコンを手放す場合と、中古パソコンを仕入れて継続的に販売する場合では、事業としての準備が異なります。

仕入れて販売する予定なら、古物商許可の要否や、仕入れ時の本人確認などを、営業所を管轄する警察署に確認してください。フリマアプリを使う場合でも、古物商としての義務を確認する必要があります。

まとめ

中古パソコンを売る前は、①動作と仕様の確認、②写真と付属品の整理、③バックアップ、④データのクリーンアップを伴う初期化、⑤正確な商品説明、の順番で進めると整理しやすくなります。

特に初期化は、必要なデータを移し終えたことを確認してから行いましょう。不具合や未確認の機能も正直に伝えることが、購入後の行き違いを減らす第一歩です。

参考:
Microsoft「PCを初期状態に戻す」
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/experience/backup-recovery/reset-your-pc

警視庁「古物商許可申請をされる方へ」
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/tetsuzuki/kobutsu/kaisetsu/kobutsu_shinsei.html

タイトルとURLをコピーしました