冬になると、朝起きたときに窓がびっしょり濡れていることはありませんか?
毎朝タオルで拭いても、翌日にはまた水滴がついている。窓枠に水がたまり、カビが気になることもあります。
そんなとき、まず試したくなるのがダイソーなどの100均グッズです。
でも、「100均の結露対策グッズで十分なの?」「市販の少し高い商品と何が違うの?」と迷う人もいるでしょう。
結論からいうと、少量の結露なら100均から試す方法は合理的ですが、毎朝大量の水滴がつく窓では、吸水量や手入れのしやすさで選ぶことが大切です。
この記事では、ダイソーの商品を含む3つの結露対策グッズを比較し、窓の状態に合った選び方を紹介します。
窓の結露対策グッズは100均で十分?まずは3種類を比較
今回比較するのは、次の3種類です。
| 比較項目 | ダイソーの吸水テープ | ニトムズの強力吸水テープ | 山崎産業の結露取りワイパー |
|---|---|---|---|
| 主な役割 | 流れ落ちる水滴を吸収 | 多めの水滴を吸収 | 水滴を集めて取り除く |
| 価格の目安 | 税込110円 | 販売店による | 販売店による |
| 手入れ | 汚れ・カビ・劣化を確認 | 汚れ・カビ・劣化を確認 | 使用後に洗浄・乾燥 |
| 向いている人 | 低予算で試したい | 吸水量を重視したい | 毎朝の水滴を取りたい |
| 注意点 | 吸水量には限界がある | 定期的な交換が必要 | 自分で作業する必要がある |
※価格は調査時点の情報です。吸水量は製品ごとに測定条件が異なるため、単純に優劣を比較できません。
ここで知っておきたいのは、結露吸水テープは発生した水を吸い取る商品であり、結露そのものを完全になくす商品ではないということです。
窓が濡れる原因も理解したうえで選びましょう。
そもそも窓に結露ができるのはなぜ?
結露は、空気中の水蒸気が冷たい窓ガラスなどに触れ、水滴になる現象です。
冬は室内を暖房で暖める一方、外気に接する窓の表面は冷えやすくなります。
室内の湿度が高いほど、冷たい窓に結露が生じやすくなる場合があります。
そのため、対策は大きく3つに分けられます。
- 吸水する: 発生した水滴が床や窓枠へ流れるのを抑える
- 取り除く: ワイパーやクロスで水滴を回収する
- 発生を減らす: 換気・湿度管理・窓の断熱を見直す
今回紹介するグッズは、主に最初の2つを手軽に行うための商品です。
① ダイソーの結露吸水テープ|まず100均で試したい人に
窓の結露対策を安く始めたいなら、ダイソーの結露吸水テープが候補になります。
ダイソー公式ネットストアに掲載されている「結露吸水テープ」は、長さ約2m、幅約2cmで税込110円の商品です。
メーカーの商品説明では、最大吸水量は2mあたり約60mLとされています。
メリット
- 税込110円から試せる
- 窓の下部に貼って使える
- 必要な長さにカットできる
- 窓枠や床に流れ落ちる水滴への対策になる
特に、窓の下の方に少し水滴がたまる程度なら、最初に検討しやすい商品です。
注意点
吸水できる水の量には上限があります。
結露が多い窓では、テープだけでは水を受け止めきれない可能性があります。
また、濡れた状態が続けば、テープ自体の汚れやカビにも注意が必要です。
貼り付ける前には、窓の汚れと水分を取り除き、十分に乾燥させましょう。
おすすめする人: 結露が比較的少なく、とりあえず低予算で試したい人。
ダイソーの商品は店舗ごとに取り扱いや在庫が異なります。購入前に公式サイトや店舗で確認してください。
公式商品情報:https://jp.daisonet.com/collections/remodeling0219/products/4550480567297
② ニトムズの強力結露吸水テープ|結露が多い窓に
100均の吸水テープでは足りないと感じる場合は、吸水量を重視した市販品も選択肢になります。
ニトムズの「強力結露吸水テープ30」は、幅30mm、長さ4mのタイプです。
メーカー公表の最大吸水量は、1mあたり約130gとなっています。
メリット
- 水滴を吸い取る専用の不織布を使用
- 長さ4mで窓に合わせてカットできる
- 凹凸のあるガラスにも対応する製品
- 白などのカラーがあり窓周りになじませやすい
注意点
結露を吸ったテープは、窓の状態や使用環境によって汚れたり劣化したりします。
貼りっぱなしにせず、状態を確認して交換することが大切です。
また、吸水力が高い製品でも、窓全体の大量の結露を必ず吸収しきれるとは限りません。
おすすめする人: 100均のテープでは吸水量が不足しそうな人、結露が流れ落ちる窓に困っている人。
メーカー公式:https://www.nitoms.com/products/madoeco_condensation_tape_30/
購入するなら
窓の下部に水がたまりやすい場合は、結露吸水専用テープを検討してみましょう。
③ 山崎産業の結露取りワイパー|毎朝の水滴を取りたい人に
窓全体に大量の水滴がつく場合、吸水テープだけに頼らず、ワイパーで水を回収する方法もあります。
山崎産業の「YS.結露取りワイパー S」は、窓についた水滴を集め、透明ボトルにためられる商品です。
メリット
- 窓の水滴を直接取り除ける
- 回収した水の量が見える
- 繰り返し使用できる
- 使い捨てのテープを何度も購入せずに済む
注意点
使うたびに自分で水滴を取り除く必要があります。
また、メーカーは使用後にボトルの水を捨て、十分に乾燥させるよう案内しています。
水をためたまま放置しないようにしましょう。
※すりガラスなど、凹凸のあるガラス面には使用しないでください。
おすすめする人: 毎朝、窓一面に大量の水滴がつく人。水滴を拭き取る作業を効率化したい人。
メーカー公式:https://www.yamazaki-sangyo.jp/home-use/products/detail/346
購入するなら
窓の結露が多い家庭では、ワイパーで水滴を直接回収する方法が便利です。
結局どれがおすすめ?結露の状態別に選ぼう
小さな窓・少量の結露なら100均
まずはダイソーの結露吸水テープで様子を見る方法があります。
ただし、ガラスの種類や貼り付け面への対応は、商品の表示を必ず確認してください。
水滴が窓の下へ流れるなら強力吸水テープ
毎日窓の下が濡れてしまう場合は、吸水量の大きいテープが候補になります。
ただし、吸水テープを使っていても、水滴が残る場合には別の対策が必要です。
窓全体がびっしょりなら結露取りワイパー
窓ガラス全体に大量の水滴がつくなら、ワイパーで回収する方が管理しやすい場合があります。
結露が多い家庭では、ワイパーと吸水テープを併用する方法も考えられます。
窓の断熱シートも結露対策になる?
窓の結露を減らしたい場合は、吸水グッズだけでなく断熱対策も検討したいところです。
断熱シートは、窓の表面温度が低くなるのを抑える目的で使われます。
ただし、断熱シートを貼れば必ず結露がなくなるわけではありません。
特に注意したいのが、窓ガラスの種類です。
網入りガラス、Low-Eガラス、複層ガラスなどでは、製品によって熱割れの危険があり、使用できない断熱シートがあります。
そのため、100均の商品でも市販品でも、ガラスの種類と製品の適合表示を確認することが大切です。
「どんな窓にも貼れる」と考えて選ぶのは避けましょう。
グッズだけに頼らない結露対策も大切
結露吸水テープやワイパーは便利ですが、結露の発生原因を取り除くものではありません。
次のような日常的な対策も組み合わせてみましょう。
こまめに換気する
室内に水蒸気がたまりすぎないよう、換気設備を適切に使用しましょう。
24時間換気設備がある住宅では、基本的に停止させず、必要な換気を確保します。
加湿しすぎない
加湿器を使用している場合は、湿度の上がりすぎに注意してください。
結露の発生状況を見ながら、室温と湿度のバランスを調整することが大切です。
窓の水滴を放置しない
水滴がたまった状態を放置すると、窓枠やカーテンなどが濡れ、カビの発生につながることがあります。
結露に気づいたら、できるだけ早く水滴を取り除きましょう。
よくある質問
Q. 100均の結露吸水テープでも効果はある?
発生した結露を吸い取る用途には使えます。ただし、吸水量には限界があるため、大量の結露を完全に処理できるとは限りません。
Q. 結露吸水テープは貼りっぱなしで大丈夫?
長期間放置するのはおすすめしません。汚れやカビ、粘着部分の劣化などを確認し、メーカーの目安に従って交換してください。
Q. 断熱シートと吸水テープは何が違う?
断熱シートは窓の断熱性を補うことを目的とし、吸水テープは発生した水滴を吸い取ることが目的です。
Q. 賃貸住宅でも使える?
貼り付けるタイプは、剥がした跡が残る場合があります。賃貸の場合は、商品表示や賃貸契約の条件を確認し、心配なら貼らないワイパータイプも検討しましょう。
まとめ|100均から試して、結露の量に合った対策を
窓の結露対策は、最初から高い商品を購入する必要はありません。
少量の結露ならダイソーの吸水テープ、流れ落ちる水滴が多いなら市販の強力吸水テープ、窓全体が濡れるなら結露取りワイパーという選び方があります。
ただし、どのグッズも万能ではありません。
結露の発生を減らすためには、換気や湿度管理、窓の断熱性も大切です。
まずは自宅の窓がどのくらい濡れるのかを確認し、無理なく続けられる対策から始めてみてください。
参考情報
- ダイソーネットストア「結露吸水テープ」
- ニトムズ「強力結露吸水テープ30」
- ニトムズ「省エネ用品 FAQ」
- 山崎産業「YS.結露取りワイパー S」
- 国土交通省 国土技術政策総合研究所「省エネと結露」

